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TBS系金曜ドラマ『Tシャツが乾くまで』、みなさん観ていますか?
蒼井優さんと中島歩さんが織りなす、日常と非日常が入り混じったような不思議な世界観に、すっかり心を奪われている結城健太です。
検索で多くの方が気になっている「スーパーのロケ地」についてですが、結論から言うと現時点では撮影店舗は公式に判明していません。
しかし、買い出しや生活の匂いが漂う「コインランドリー」や「居酒屋」「レストラン」など、日常シーンを彩る超重要ロケ地は続々と判明しています!
この記事では、ドラマの空気感を作り出しているロケ地を徹底的にまとめました。
『Tシャツが乾くまで』判明している日常シーンのロケ地一覧
ドラマの中で、登場人物たちの生活感をリアルに伝えてくれるのが、毎日の買い出しやコインランドリーでの洗濯といった日常の風景です。
そして、仕事終わりの食事など、息抜きのシーンも物語の重要なエッセンスとなっています。
まずは、現在までに判明している主要なロケ地と、まだ未確定の情報を一覧で整理しました。
シーン・場所 ロケ地(撮影場所) 所在地
コインランドリー ランドリープレス 六郷水門店 東京都大田区
咲子の職場(編集部) 日本ヴォーグ社 本社ビル 東京都中野区
千鶴とのレストラン アレグロ日本橋 東京都中央区
本音が漏れる居酒屋 炭焼き権八 桜新町店 東京都世田谷区
バス転落事故の現場 雷電廿六木橋 埼玉県秩父市
南信警察署 伊那合同庁舎 長野県伊那市
あずさの働く古書店 古書 上々堂 東京都三鷹市
喫茶ひこうき(外観) Ery’s Cafe 東京都北区
スーパーでの買い出し 未確定(関東近郊と推測) 調査中
多くの方が検索している「スーパーのロケ地」については、映像に映る陳列棚の様子や店内の照明などから、関東近郊のローカルスーパーではないかと推測されます。
確証が得られ次第、いち早く追記してお知らせします。
ですが、がっかりするのはまだ早いです。
スーパーと同じくらい、いや、それ以上に物語の軸となっている「日常シーン」のロケ地はバッチリ特定されています。
ここからは、主人公たちが息づくあの場所を詳しく紐解いていきましょう。
咲子と樹生が出会う物語の起点:コインランドリー
本作を語る上で絶対に外せないのが、タイトルにも通じる「洗濯」の舞台、コインランドリーです。
編集者として忙しい日々を送る瀬尾咲子(蒼井優さん)と、園田樹生(中島歩さん)が出会う場所。
まさに物語の起点であり、二人の心の距離が少しずつ縮まっていく重要なスポットですね。
ランドリープレス 六郷水門店(東京都大田区)
あの印象的なコインランドリーのロケ地は、東京都大田区にある「ランドリープレス 六郷水門店」です。
- 所在地:東京都大田区南六郷2丁目33-12 セレーノ水門通り1F
- アクセス:京急本線「雑色駅」から徒歩約9分
- 営業時間:24時間営業(スタッフ受付は10:00〜18:00、木曜除く)
全国に450店舗以上を展開する「ランドリープレス」のチェーン店で、クリーニングの取次も行っている充実した設備の店舗となっています。
この場所が選ばれた理由を筆者なりに考察すると、やはり「生活感と無機質さのバランス」が絶妙だからではないでしょうか。
ズラリと並ぶ洗濯機が発する機械音、ガラス張りの窓から差し込む外の光。
誰のものでもない共有スペースだからこそ、見知らぬ二人がふとした瞬間に心を通わせる舞台として、これ以上ない説得力を持っています。
劇中では繰り返し登場するため、画面に映る洗濯機の並びや、外に見える道路の景色などをじっくり観察してみてください。
「あ、この角度からの画、すごく綺麗だな」と、映像美にも気づけるはずです。
ロケ地という視点で見ると、照明の当たり方ひとつにも計算された美しさが宿っているのがわかりますね。

咲子の日常と本音を映し出す:食事と仕事のロケ地
スーパーでの買い出しシーンと並んで、働く大人のリアルを描いているのが、仕事場や食事のシーンです。
咲子が仕事のプレッシャーと戦い、そして友人や同僚と息抜きをする場所。
これらもしっかりと実在する店舗で撮影されています。
日本ヴォーグ社(東京都中野区):咲子が働く編集部
咲子が編集を務めるファッション誌「マリシア」の編集部フロアとして使われているのは、東京都中野区にある「日本ヴォーグ社」の本社ビルです。
- 所在地:東京都中野区弥生町5丁目6番11号
- アクセス:東京メトロ丸ノ内線「中野富士見町駅」から徒歩約6〜7分
実際にも手芸やクラフト関連の出版を手がける出版社であり、館内にはギャラリーやショップも併設されています。
本物の出版社だからこそ出せる、紙の束や資料が積まれたリアリティのある空気感。
これが、咲子の「忙殺される日常」を見事に表現しています。
セットでは出し切れない、長年使われてきたオフィス特有の重みが、働く女性のリアルな息遣いを感じさせてくれますね。
アレグロ日本橋(東京都中央区):千鶴とのレストラン
咲子が、臼田あさ美さん演じる大井田千鶴と食事をしていたお洒落なレストランは、「アレグロ日本橋」です。
- 所在地:東京都中央区日本橋2丁目16-11 日本橋セントラルスクエア1F
- アクセス:都営浅草線「日本橋駅」D1出口から徒歩約1分
天井高5メートルの開放的なフロアと大きな木の扉が特徴的なイタリアンレストランです。
仕事の合間のランチや、少し贅沢をしたい時のディナーにぴったりの空間。
女性二人が本音を交わすシーンの背景として、洗練されつつも温かみのあるこの場所が選ばれたのも納得です。
都会の喧騒を忘れさせてくれるような落ち着いたトーンが、二人の会話の深みを増幅させていました。
炭焼き権八 桜新町店(東京都世田谷区):本音が漏れる居酒屋
レストランとは打って変わって、よりラフに、泥臭い本音をこぼす場所として登場したのが居酒屋です。
- 所在地:東京都世田谷区桜新町2丁目9-2
- アクセス:東急田園都市線「桜新町駅」から徒歩約1分
備長炭で焼き上げる串焼きや手打ち蕎麦が楽しめるチェーン店の一店舗です。
個室や掘りごたつ席もあり、リラックスして酒を酌み交わすシーンには最適ですね。
スーパーでの買い出しが「生活を回すためのタスク」だとすれば、居酒屋での時間は「心のガス抜き」の象徴です。
このコントラストが、ドラマに深い人間味を与えています。
薄暗い照明の中で交わされる言葉には、明るい場所では言えないような切実さが籠もっているように見えました。
非日常への入り口:物語を動かす特別なロケ地
本作の魅力は、淡々とした日常の中に、突然「非日常」が紛れ込んでくるところにあります。
その最たる例が、第1話で描かれた凄惨なバス転落事故です。
平穏な日々が、たった一つの出来事で崩れ去ってしまう恐ろしさ。
雷電廿六木橋(埼玉県秩父市):運命を狂わせた事故現場
咲子の夫・充(松山ケンイチさん)と、樹生の妻・あずさ(夏帆さん)が乗り合わせていた高速バスが転落する橋。
物語のすべての引き金となるこの衝撃的なシーンは、埼玉県秩父市にある「雷電廿六木橋(らいでんとどろきばし)」で撮影されたと思われます。
- 所在地:埼玉県秩父市大滝
- アクセス:西武バス「小双里」バス停から徒歩約12分
劇中では長野県内の橋という設定ですが、実際は埼玉県と山梨県を結ぶ国道140号線にある巨大なループ橋です。
高低差約120mを埋めるために作られたこの橋は、土木学会田中賞を受賞するなど構造物としても有名です。
山間にそびえる巨大なコンクリートの造形は、圧倒的な存在感と、どこか冷酷な美しさを持っています。
ここで起きた事故が、残された咲子や樹生の日常をいかに破壊したか。
橋の圧倒的なスケール感が、事態の深刻さと人間の無力さを視覚的に物語っていました。
伊那合同庁舎(長野県伊那市):南信警察署
事故後の処理や取り調べのシーンで「南信警察署」として登場するのが、長野県伊那市にある「伊那合同庁舎」です。
こちらは長野県の公式ブログでも、ロケ地として大々的に紹介されています。
行政施設特有の硬質で冷たい雰囲気が、警察署という設定にピタリとハマっていますね。
身内が事故に巻き込まれたという非日常の極みにおいて、こうした重厚な建物が背景にあることの意味。
登場人物たちの不安と緊張が、建物の冷たさを通して画面越しにビリビリと伝わってきます。
無機質な廊下を歩く足音だけでも、彼らの絶望感が表現されていました。

その他、見逃せない魅力的なスポット
他にも、登場人物たちのキャラクターを形作る重要な場所がいくつも登場しています。
これらのサブスポットも、物語の解像度を上げるためには欠かせない要素です。
- 古書 上々堂(東京都三鷹市):夏帆さん演じるあずさが働く古書店。リリー・フランキーさん演じる宮内幸次が営む設定です。哲学や歴史、外国文学などを扱う本物の古書店で、静かで知的な空間が、あずさというミステリアスな人物の背景を彩っています。
- Ery’s Cafe(東京都北区赤羽):松山ケンイチさん演じる充が店主を務める「喫茶ひこうき」の外観。雑貨とカフェを兼ねた隠れ家的なお店です。
- アイサポ新宿本店(東京都新宿区):充のスマホを修理に出したお店。iPhone修理のフラッグシップ店が、現代のミステリー要素(スマホに残された秘密)を紐解く場所として機能しています。
- 談合坂サービスエリア上り(山梨県上野原市):咲子と樹生が訪れた巨大サービスエリア。長距離移動の途中でふと立ち寄るSAは、非日常と日常の境界線のような場所ですね。
- 富士急行線 谷村町駅(山梨県都留市):咲子が樹生の車から降りた、緑とオレンジのレトロな駅舎。国の登録有形文化財にも指定されている可愛らしい外観が、重い空気の中に一瞬の安らぎを与えてくれます。
こうした細かなロケ地の積み重ねが、ドラマの世界に圧倒的なリアリティをもたらしています。
何気ないワンシーンでも、背景に注目してみると新しい発見があるはずです。
サイドストーリーも見逃せない!「喫茶ひこうき」の秘密
本作を120%楽しむなら、高橋文哉さん演じる直人が働く「喫茶ひこうき」を舞台にした、配信限定のサイドストーリーも必見です。
本編では一瞬しか映らないかもしれない喫茶店の店内も、サイドストーリーではじっくりと描かれます。
実在する店舗の外観(Ery’s Cafe)と、店内のセットがどう組み合わされているのかを見比べる。
それも、ドラマファンならではのマニアックな楽しみ方ですね。
直人というキャラクターが抱える秘密や、本編を別角度から補完する物語は、まさに「裏の日常」を描き出しています。
本編の重苦しい展開から少し離れて、キャラクターの別の一面を見られるのはスピンオフの醍醐味です。
ぜひ、本編と合わせてチェックしてみてください。
脚本・生方美久の過去作と比較する「場所」の重要性
ここで、ドラマの質を決定づけている脚本について、少し専門的な視点から深掘りしてみます。
本作の脚本を手がけるのは、『silent』や『いちばんすきな花』『海のはじまり』などで知られる生方美久さんです。
彼女の作品において、「場所」は単なる背景ではなく、キャラクターの感情を代弁する重要な装置として機能しています。
例えば『silent』では、世田谷代田駅前のベンチや、渋谷のタワーレコードが、主人公たちのすれ違いと再会を象徴する聖地となりました。
『いちばんすきな花』では、主人公の家という密室が、他者との距離感を測るための舞台として使われていました。
生方さんは、私たちが普段何気なく通り過ぎる場所に、強烈な意味を持たせる天才です。
今回の『Tシャツが乾くまで』においても、その手腕は遺憾なく発揮されています。
コインランドリーや居酒屋といった日常空間が選ばれているのは、決して偶然ではありません。
「人間関係と家電にはフィルターが多い。だから便利で、そして手間がかかる」
この彼女の言葉通り、スーパーで食材を選び、コインランドリーで服を洗い、スマホのフィルター越しに誰かと繋がるという行為。
それらが、いかに脆く人間臭い欲望に塗れているかを、ロケ地という空間を通して突きつけてくるのです。
過去作が「共感」を軸にしていたとすれば、本作は「人間の業」を暴き出すための舞台装置として、これらの場所が機能していると考えられます。
ドラマの世界観を深めるキャストの圧倒的熱量
脚本の魅力をさらに何倍にも増幅させているのが、実力派キャスト陣の演技です。
本作は、18年ぶりの地上波連続ドラマ主演となる蒼井優さんの存在感が凄まじいですよね。
咲子という人間の持つ生々しさ、弱さ、そしてある種の身勝手さが、画面から溢れ出ています。
そして、中島歩さん。
ただの恋愛ドラマでも、お涙頂戴のヒューマンドラマでもない、ひりつくような緊張感を漂わせています。
松山ケンイチさんが「一人の人間を本当に色々な角度から描いている」と語る通り、善意と悪意がマーブル模様のように混ざり合った群像劇です。
彼らの繊細な表情の変化が、コインランドリーの無機質な光や、居酒屋の生暖かい空気の中で、より一層際立って見えます。
役者とロケ地が完全に共鳴しているからこそ、一度観たら抜け出せない沼のような魅力が生まれているのです。
スピッツが歌う主題歌「見知らぬ糸」が紡ぐ余韻
さらに、このドラマの空気を決定づけているのが、スピッツによる書き下ろしの主題歌「見知らぬ糸」です。
コインランドリーで回る洗濯物、スーパーのビニール袋を提げて歩く帰り道、事故現場の冷たい風。
映像の端々に漂う生活の匂いと喪失感に、草野マサムネさんの透明な歌声が重なる瞬間、本当に鳥肌が立ちます。
ロケ地の風景と音楽が完全にリンクし、見終わった後もずっとその余韻が消えません。
曲が流れるタイミングや、その時の背景の映像にもぜひ注目してみてください。
ロケ地巡り(聖地巡礼)で絶対に気をつけたいマナー
ドラマにハマると、どうしてもロケ地に足を運びたくなるのがファンの心理ですよね。
筆者もその気持ちは痛いほど分かりますし、実際に行ってみることで作品への愛が深まるのも事実です。
しかし、ロケ地を訪れる際には、いくつか絶対に守るべきマナーがあります。
まず大前提として、コインランドリーや居酒屋、スーパーなどの生活密着型の店舗は、地元の方々が普段の生活で利用している場所です。
「洗濯中の人がいるのに店内を撮影する」「入口にたむろして通行の邪魔になる」「営業中のお店に無断で長居する」
こうした行動は、お店や地元の方にとって多大な迷惑となりますので絶対にやめましょう。
また、伊那合同庁舎のような行政施設も同様です。
外観を少し眺める程度に留め、業務の妨げになるような行動は厳に慎むべきです。
ロケ地は「作品の世界観を貸してくれた大切な場所」です。
ファンとしての愛情は、その場所や地域の人々へのリスペクト(配慮)という形で表現しましょう。
マナーを守ってこそ、最高のエンタメ体験と言えるはずです。
考察・見通し:日常空間がもたらすリアルとファンタジーの交錯
さて、ここまでリサーチャーとしての視点でロケ地を掘り下げてきました。
最後に一人のエンタメファンとして、本作の今後の展開について考察してみたいと思います。
『Tシャツが乾くまで』の最大の面白さは、コインランドリーや居酒屋といった「徹底的にありふれた日常空間」を舞台にしている点です。
でありながら、そこで展開される人間関係がどこか「ファンタジー(非日常)」の狂気を孕んでいるところがたまりません。
プロデューサーの千葉行利さんが「綺麗ごとは一切なしの毒入りのヒューマンドラマ」と明言している通りです。
このドラマは、視聴者に安易なカタルシス(スッキリ感)を与えてくれません。
配偶者を失った(かもしれない)二人が、コインランドリーという服の汚れを落とす場所で出会う。
これは非常に象徴的であり、彼らは服の汚れと一緒に、自分の心の泥沼や罪悪感を洗い流そうとしているのではないでしょうか。
しかし、生方脚本がそんな簡単に救いを用意するはずがありません。
筆者としては、今後物語が進むにつれて、彼らが過ごす日常のロケ地が、少しずつ違った歪な見え方をしてくるのではないかと予想しています。
最初は温かく見えた場所が、次第に冷たく閉鎖的な空間に感じられるようになる。
そんな映像の仕掛けが待っているような気がしてなりません。
日常を維持するための「スーパーでの買い出し」すらも、彼らにとっては正気を保つためのギリギリの防衛線なのかもしれません。
次回以降、どんな場所が登場し、そこでどんな毒のある会話が交わされるのか。
一瞬たりとも目が離せない、極上のサスペンス&ヒューマンドラマとして、最後まで全力で追いかけたいと思います。
まとめ
今回は金曜ドラマ『Tシャツが乾くまで』のロケ地について深掘りしました。
- 現時点で「スーパー」のロケ地は公式に特定されていないが、関東近郊の可能性が高い。
- 物語の軸となるコインランドリーは、東京都大田区の「ランドリープレス 六郷水門店」。
- 咲子の仕事・食事シーンは、中野区の日本ヴォーグ社や日本橋・桜新町の飲食店を使用。
- 運命を変えた事故現場は、埼玉県秩父市の巨大ループ橋「雷電廿六木橋」。
- 生方美久の脚本は、日常空間を「人間の業」を暴く装置として見事に活用している。
- ロケ地巡りをする際は、実在の店舗や施設、利用者への配慮を最優先に!
日常と非日常が入り混じるスリリングな展開を、こだわりのロケ地風景とともに楽しみ尽くしましょう!
よくある質問
スーパーのロケ地はどこですか?
現時点では、公式発表や確実な目撃情報がなく、店舗は特定されていません。日常シーンの重要な場所であるため、判明次第情報を更新していきます。
コインランドリーは実在するお店ですか?
はい、実在します。東京都大田区にある「ランドリープレス 六郷水門店」で撮影されています。24時間営業の実際の店舗ですが、訪問の際は利用者の方の迷惑にならないよう配慮が必要です。
喫茶店「ひこうき」の場所はどこですか?
外観の撮影場所は、東京都北区赤羽にある「Ery’s Cafe」という実在するカフェ兼雑貨店です。店内での様子は、本編だけでなく配信限定のサイドストーリーでも詳しく描かれています。


