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TBSの金曜ドラマ『Tシャツが乾くまで』で、松山ケンイチさん演じる充が営む「喫茶ひこうき」の外観ロケ地は、東京都北区赤羽にある「信和ビル」です。
建物の1階には実在のカフェ「Ery’s Cafe(エリーズカフェ)」が入っており、洗練された雑貨やアパレルも扱う素敵な空間となっています。
2026年7月10日からスタートしたTBS金曜ドラマ『Tシャツが乾くまで』。
蒼井優さんが18年ぶりに地上波連ドラ主演を務めることで、放送前から非常に高い注目を集めていました。
脚本は生方美久さん、演出は土井裕泰さんという、心に刺さる日常を描かせたら右に出る者はいない黄金タッグです。
さらに、スピッツが25年ぶりにTBSドラマの主題歌を担当するという、エンタメ好きにはたまらない布陣となっています。
物語は、「高速バスの転落事故」という一本の電話から始まります。
幸せだったはずの2組の夫婦の運命が静かに交錯していく、非常に濃密なヒューマンドラマです。
サスペンス要素もありつつ、日常の脆さや「愛の渇き」を丁寧に描くこの作品に、すでにどっぷりハマっている人も多いのではないでしょうか。
ドラマに夢中になるとどうしても気になってくるのが、「あの素敵な場所って実際にあるの?」というロケ地への興味です。
とくに今回の作品は、登場人物たちの生活感や日常の息遣いがリアルかつ美しく描かれています。
そのため、彼らが身を置く舞台となる場所が、とても魅力的に映るんですよね。
中でも注目を集めているのが、松山ケンイチさん演じる瀬尾充がオーナーを務める「喫茶ひこうき」です。
そして、蒼井優さん演じる咲子と臼田あさ美さん演じる編集長が訪れていたレストランなど、ドラマを彩る「食」と「空間」も見逃せません。
今回は、ドラマ『Tシャツが乾くまで』の撮影に使われた喫茶店や飲食店の場所について、詳しく深掘りして皆さんにお届けします。
週末の有意義な過ごし方や、新しいカフェ巡りの趣味を見つけるきっかけになれば嬉しいです。
『Tシャツが乾くまで』ロケ地!充が営む「喫茶ひこうき」は北区赤羽
物語の重要な鍵を握る人物の一人、松山ケンイチさん演じる瀬尾充。
蒼井優さん演じる主人公・咲子の夫でありながら、高速バスの転落事故に巻き込まれ、行方不明となってしまうという重い運命を背負ったキャラクターです。
そんな彼が劇中でオーナーを務めている設定なのが、「喫茶ひこうき」というお店です。
この喫茶店は、ドラマの世界観にぴったりな落ち着いた佇まいで、「実際にあの空間でコーヒーを飲みに行ってみたい!」と思った方も多いはずです。
結論から言うと、「喫茶ひこうき」の外観として撮影に使われたロケ地は、東京都北区赤羽にあるビルです。
【喫茶ひこうき(外観)のロケ地情報】
- ロケ地(建物):信和ビル
- 住所:〒115-0045 東京都北区赤羽2丁目24-1
- アクセス:JR「赤羽駅」東口から徒歩8分、または東京メトロ南北線「赤羽岩淵駅」から徒歩圏内
赤羽といえば、ディープで賑やかな飲み屋街のイメージが強いかもしれません。
しかし実は、駅から少し歩くと閑静な住宅街やおしゃれな個人経営のお店が点在する、とても魅力的な街なんです。
JR各線が乗り入れていて都心からのアクセスも抜群なので、休日のロケ地巡り(聖地巡礼)にはもってこいのスポットと言えます。
ドラマの第2話などでも、充の失踪後、中島歩さん演じる樹生と咲子が直人(高橋文哉さん)に話を聞きに来るシーンなどで外観が登場します。
失われた日常の象徴として、この「喫茶ひこうき」の存在が非常に切なく機能しているのが印象的です。
どこにでもあるような穏やかな日常の風景が、ふとした瞬間に手の届かないものになってしまう。
そんなドラマの核となるテーマを、この赤羽の街並みとカフェの外観が見事に表現していると感じます。
ロケ地の1階で実在するカフェ「Ery’s Cafe(エリーズカフェ)」とは?
さて、外観として使われた「信和ビル」ですが、実はこの建物の1階には、実際に営業している素敵なカフェがあります。
それが「Ery’s Cafe(エリーズカフェ)」というお店です。
ドラマの中の「喫茶ひこうき」は、充というキャラクターが持つ優しさや、どこか影のあるミステリアスな雰囲気を纏った純喫茶のような空間として描かれています。
しかし、実在する「Ery’s Cafe」は、また違った魅力を持った現代的で洗練された空間です。
こちらのカフェは、美味しいドリンクやフードを提供するだけでなく、おしゃれな雑貨やアパレルも販売しています。
とても感度の高いコンセプトショップになっており、訪れる人の目を楽しませてくれます。
カフェでのんびりとくつろぎながら、センスの良いアイテムに出会えるというのは、とても贅沢な体験ですよね。
空間での滞在時間を豊かにしてくれる素晴らしい導線設計になっており、「有意義な休日の過ごし方」に直結する場所だと言えます。
コーヒーの香りに包まれながら可愛い雑貨を眺めたり、お気に入りの服を見つけたりと、思い思いの時間を過ごすことができます。
ドラマのロケ地として訪れたファンにとっても、思いがけない素敵な出会いがあるかもしれません。
(※営業状況や提供メニューについては、イベント出店等の都合で変動する場合があります。訪問の際は、事前に公式SNS等で最新の情報を確認することをおすすめします。)

ドラマを彩る!その他の注目飲食店・カフェスポット
『Tシャツが乾くまで』の魅力は、喫茶ひこうきだけにとどまりません。
生方美久さんの脚本は、登場人物たちが食事をしたり、何気ない場所で会話を交わしたりする「日常の解像度」が異常に高いのが特徴です。
何気ない食事のシーンにこそ、キャラクターの本当の感情や、人間関係の機微が隠されています。
ここからは、ドラマに登場したその他の印象的な飲食店・カフェ関連のロケ地も一気にご紹介しましょう。
1. アレグロ日本橋(咲子と編集長が食事をしたレストラン)
第1話などで、蒼井優さん演じる主人公・咲子と、臼田あさ美さん演じる上司の編集長・大井田千鶴が食事をしながら語り合っていた素敵なレストラン。
ここは、東京都中央区にある「アレグロ日本橋」という実在のお店です。
- 住所:東京都中央区日本橋2丁目16-11 日本橋セントラルスクエア 1F
- アクセス:日本橋駅から徒歩数分の好立地
- 特徴:120名まで収容可能な広々とした空間。本格的なイタリア料理と輸入ワインを楽しめるおしゃれなレストランで、開放的なテラス席も完備しています。
仕事帰りの女性二人が、ワイングラスを傾けながら本音をこぼす。
そんな大人のシーンにぴったりの、洗練されつつも温かみのある店内が印象的でした。
広々とした空間でありながら、どこかプライベートな雰囲気も保たれており、深い話をするのに最適なロケーションです。
歓送迎会などでもよく使われる人気店ですが、友人同士のちょっとリッチなディナーなどにもぴったりですね。
美味しいイタリアンとワインを味わいながら、ドラマの二人のように語り合ってみるのも楽しそうです。
2. 炭焼き 権八 桜新町(咲子と千鶴が訪れた居酒屋)
第2話で、咲子と千鶴がまた違った雰囲気で言葉を交わしていた居酒屋。
こちらは世田谷区にある「炭焼き 権八 桜新町」です。
- 住所:東京都世田谷区桜新町2丁目9-2 TNKビル 2F
- アクセス:東急田園都市線「桜新町駅」から徒歩1分
- 特徴:こだわり抜いた備長炭で焼き上げる串焼きと、手打ちの和蕎麦が堪能できる人気店。落ち着いた和の空間が広がっています。
「権八」といえば、これまでにも数々のドラマや映画のロケ地として使われてきた超名門のロケ地です。
桜新町店も、落ち着いた照明と木の温もりが特徴的で、大人がゆっくりと食事を楽しむのに最適な空間です。
ドラマの中では、この和の落ち着いた雰囲気が、登場人物たちの「言えない本音」や「心の揺らぎ」を引き出す絶妙な空間演出に一役買っていました。
美味しい串焼きを頬張りながら、少しだけ肩の力を抜いて語り合える。
そんな居酒屋ならではの距離感が、二人の関係性をより深く見せてくれていました。
3. 日本ヴォーグ社(マリシア編集部のオフィス&カフェ)
咲子が勤務している出版社の編集部。
この洗練されたオフィスとして撮影されたのが、東京都中野区にある「日本ヴォーグ社 ヴォーグビル」です。
- 住所:東京都中野区弥生町5丁目6-11
- 特徴:手芸・クラフト関連の出版を行う実際の企業ビルですが、非常に洗練されたオフィス空間やカフェスペースを備えています。
これまでにも日曜劇場『GIFT』など、数多くの名作ドラマで「おしゃれなオフィス」の代名詞として登場してきた有名なビルです。
社員たちが憩うカフェスペースなど、モダンでクリエイティブな雰囲気が漂う場所として描かれていました。
咲子が仕事に打ち込む姿や、同僚たちとの何気ないやり取りが交わされる場所として、物語にリアリティを与えています。
(※一般企業のオフィスビルですので、無断での立ち入りや撮影は厳禁です。聖地巡礼の際は、外観を遠くから眺める程度に留めましょう。)

聖地巡礼だけじゃない!ドラマ内で描かれる「食と場所」の意味
ここまで具体的なロケ地を紹介してきましたが、この作品のファンとして、どうしても語っておきたいことがあります。
それは、この『Tシャツが乾くまで』というドラマにおいて、「カフェ」や「食」のシーンが持つ圧倒的な意味の重さです。
ただ背景としておしゃれな場所が使われているわけではなく、そこには明確な意図と心理描写が込められています。
「日常」と「非日常」の残酷なコントラスト
このドラマは、高速バスの転落事故というショッキングな「非日常」から幕を開けます。
そして、その事故が暴き出したのは、愛する夫(充)や妻(あずさ・夏帆さん)が隠していた【第3金曜日の秘密】でした。
残された咲子と樹生は、配偶者の嘘と向き合いながら、途方もない喪失感に苛まれることになります。
そんな極限状態の心理を描くからこそ、彼らが身を置く「カフェ」や「居酒屋」「コインランドリー」といった空間が、強烈なコントラストを生み出しているんです。
たとえば、充が営んでいた「喫茶ひこうき」。
あんなに温かくて、コーヒーのいい香りが漂っていそうな場所を日常の中心に置いていた彼が、なぜ第3金曜日に秘密を抱えて高速バスに乗っていたのか?
カフェという「最も平和で日常的な空間」と、バス転落事故という「理不尽な悲劇」の落差。
これが、視聴者の心をザワザワと掻き乱す見事な装置になっています。
当たり前だった日常が、実は見知らぬ秘密の上に成り立っていたという恐怖。
それを強調するために、日常の象徴である「飲食店」が非常に効果的に使われているのだと考えられます。
コインランドリーという「もう一つのカフェ」
また、本作を語る上で絶対に外せないのが、咲子と樹生が出会う「ランドリープレス六郷水門店」です。
東京都大田区南六郷にあるこのコインランドリーは、清潔感があり、まるでカフェのように広々としています。
洗濯機が回るのを待つ間、ただぼんやりと座っているしかないその時間は、どこか喫茶店でコーヒーを待つ時間に似ています。
配偶者を失い、心が「乾ききった」二人が、衣服を洗い、乾かす場所で出会う。
そして、実は彼らの配偶者たちも、かつてこの場所で親しく過ごしていたという残酷な真実が明かされます。
生方美久さんの脚本は、こうした「場所が持つ記憶」を抉り出すのが本当にうまいですよね。
コインランドリーの自販機で買う缶コーヒーも、一流カフェのドリップコーヒーに負けないくらいの苦みとドラマを含んでいるように思えてなりません。
待つことしかできない空間だからこそ、お互いの傷を舐め合うような、生々しい会話が生まれる。
このコインランドリーは、ドラマにおける「もう一つのカフェ」であり、登場人物たちの心が交差する最も重要な場所だと言えるでしょう。
聖地巡礼(ロケ地巡り)を楽しむためのマナーと心構え
ドラマに魅了され、「自分もその場所の空気を吸ってみたい!」と思うのは、エンタメファンの自然な欲求です。
週末にカメラを片手に赤羽の「Ery’s Cafe」を目指したり、桜新町で串焼きを食べたりするのは、間違いなく最高のリフレッシュになるでしょう。
しかし、ロケ地巡りには絶対に守るべきマナーがあります。
これを忘れてしまうと、せっかくの素晴らしい作品や、協力してくれたお店に迷惑をかけることになりかねません。
1. 営業の邪魔をしない
紹介したカフェや飲食店は、ドラマのセットではなく、一般のお客様が日常的に利用している実在の店舗です。
写真を撮ることに夢中になって通路を塞いだり、注文もせずにお店に長居したりするのは絶対にやめましょう。
必ずお店のサービスを利用し、一般のお客さんと同じようにその空間を楽しむことが大前提です。
2. 撮影許可を必ず取る
店内の様子をSNSにアップしたい場合は、必ずスタッフの方に「写真を撮ってもいいですか?」と一声かけること。
勝手に撮影されることは、他のお客様や店舗側にとって非常にストレスになります。
「ドラマを見て来ました」と一言添えるだけで、気持ちよくコミュニケーションが取れることも多いですよ。
3. ルールとプライバシーを守る
日本ヴォーグ社などのオフィスや、住宅街の中にあるロケ地は「観光地」ではありません。
そこで働く人や近隣住民の方々のプライバシーを尊重し、敷地内に無断で入るなどの行為は厳禁です。
「お邪魔させてもらっている」という敬意を持って、その空間の雰囲気を静かに味わう。
それが、大人のエンタメファンの粋な楽しみ方だと私は考えています。
記者としての考察・見通し:『Tシャツが乾くまで』が描く”渇き”の行方
さて、ここまで『Tシャツが乾くまで』の喫茶店やロケ地について掘り下げてきました。
最後に、一人のエンタメ好きとしての個人的な考察と、今後の見通しを少しだけお話しさせてください。
このドラマ、タイトルにある「乾くまで」という言葉が、非常に重層的な意味を持っていると考えられます。
一つは、文字通りコインランドリーでTシャツが乾くまでの「物理的な時間」。
そしてもう一つは、愛する人を失い、裏切り(秘密)を知ってしまった咲子と樹生の「心の渇き」が癒えるまでのプロセスです。
松山ケンイチさん演じる充が営んでいた「喫茶ひこうき」は、誰かの心を潤すための場所だったはずです。
それなのに、彼自身の心には、妻の咲子にすら見せない別の「渇き」があったのではないでしょうか。
私はそう推測しています。
だからこそ、第3金曜日にあずさ(夏帆さん)と会う必要があった。
自分ではどうしようもない心の空洞を、あのコインランドリーや、高速バスの向かう先で埋めようとしていたのかもしれません。
今後のドラマの展開としては、ただ「不倫の事実を暴いて泥沼になる」といった単純な愛憎劇にはならないでしょう。
残された二人が、失踪した充や亡くなったあずさの「本当の心(なぜそうせざるを得なかったのか)」を、少しずつ理解していく。
ロケ地となったさまざまな場所——喫茶店、コインランドリー、事故現場——を辿りながら、パズルのように真実を組み合わせていくはずです。
その過程で、咲子と樹生自身が抱えていた結婚生活への無意識の妥協や、自分の弱さとも直面させられることになります。
中島歩さんがインタビューで「激辛ラーメンを食べるつもりで刺激を楽しんで」と語っていたように、これから後半にかけて、視聴者の心をえぐるような残酷な真実が明かされるかもしれません。
しかし、その痛みの先にはきっと、彼らが再び自分の足で歩き出すための「潤い」が待っていると信じています。
登場人物たちが最後に見つける答えが何なのか、そして彼らの心が本当に「乾く」日は来るのか。
週末の夜、ゆっくりと一杯のコーヒーを淹れて、この美しくも残酷なヒューマンドラマの結末を、最後まで見届けたいと思います。
よくある質問
Q. 「喫茶ひこうき」のロケ地は中に入れますか?
ドラマ内で外観として使用された北区赤羽の「信和ビル」の1階には、実在する「Ery’s Cafe(エリーズカフェ)」が営業しています。
営業時間内であれば、一般のカフェとして店内を利用し、飲食や買い物を楽しむことが可能です。
ただし、ドラマの内装と実際のカフェの店内が同じであるとは限らないため(内装は別のスタジオ等で撮影されている可能性もあります)、その違いを含めて楽しむのがおすすめです。
Q. 「Ery’s Cafe」は赤羽駅からどれくらい歩きますか?
JR「赤羽駅」の東口から徒歩で約8分程度の距離にあります。
大通りから少し入った落ち着いた場所にあるため、街並みを楽しみながら散歩がてら歩くのにちょうどいい距離感です。
道中にも魅力的なお店がたくさんあるので、赤羽散策も一緒に楽しんでみてください。
Q. ロケ地として使われているお店に行く時の注意点は?
どのお店も、ドラマのセットではなく一般のお客様が利用する実在の店舗です。
必ず注文をして席を利用し、写真撮影の際はスタッフに許可を取るなど、基本的なマナーを守ることが大切です。
また、個人経営のカフェなどは営業状況が変動することがあるため、事前に公式SNS等で確認してから訪れると安心です。
まとめ
今回は、TBS金曜ドラマ『Tシャツが乾くまで』で松山ケンイチさん演じる充が営む「喫茶ひこうき」のロケ地を中心に、ドラマを彩る飲食店情報をお届けしました。
外観ロケ地となった北区赤羽の「信和ビル」と、そこにある実在のカフェ「Ery’s Cafe」。
そして、洗練された「アレグロ日本橋」や「炭焼き 権八 桜新町」など、どの場所もドラマの世界観を深める素晴らしい空間ばかりでした。
ドラマ本編のヒリヒリとするような展開に胸を締め付けられつつも、休日はちょっと足を伸ばして、ドラマに登場したロケ地を巡ってみる。
美味しいコーヒーを飲んだり、ドラマの主人公たちと同じ空間で食事を楽しんだりする。
そんな「現実と物語の交差点」を楽しむのも、ドラマにハマった大人ならではの最高の醍醐味です。
ぜひ、周囲への配慮とマナーを守りながら、あなたなりの聖地巡礼を楽しんでみてくださいね!


