夫よ、死んでくれないか 7話・8話・9話の計画進展と衝撃展開

サスペンス・ミステリー
記事内にアフィリエ イト広告が含まれています

ドラマ「夫よ、死んでくれないか」第7話・8話・9話では、夫殺害計画が着実に進行する中、それぞれの妻たちが抱える秘密や葛藤が鮮明に描かれます。

大学時代の“殺人の記憶”が再び蘇り、現在の犯行計画へとリンクしていく展開に、多くの視聴者が衝撃を受けました。

本記事では、「夫よ、死んでくれないか」の第7話・8話・9話についてネタバレを含む詳細な考察を行い、夫殺害計画の今後の行方についても掘り下げます。

この記事を読むとわかること

  • 第7話〜9話の夫殺害計画の進展と背景
  • 3人の妻たちの過去と心理の変化
  • 今後の展開で誰が一線を越えるかの注目点

第7話:15年前の事件が現在の殺害計画に影響

大学時代の事故死が3人の結束を生んだ

大学の卒業旅行で、麻矢・璃子・友里香の3人はキャンプ場へ向かいます。

しかし夜、麻矢が何者かに襲われるという緊急事態が発生。璃子と友里香は麻矢を守ろうと奮闘し、結果的に攻撃者を木彫りの熊の鈍器で殴打し、崖から突き落としました。

表向きは「事故死」。ですがこの行為は単なる過剰防衛ではなく、彼女たちの間に“共犯”としての深い絆を生み出す事件でした。

この出来事をきっかけに、「仲間と絆」という強固な土台が構築され、以降、共に秘密を守り抜く覚悟が芽生えます。

加えて、この事件の背後には「麻矢を守りたい」という強い想いがありました。その“正義感”こそが、後の殺害計画の根幹となる心理的土壌を作り上げていたのです。

ゲーム感覚で夫殺害を進める3人の妻たち

以降の現在では、3人は夫殺害計画をまるで冷徹な“ゲーム”のように進めています。

具体的には、

  • 友里香は夫・哲也に手付金200万円を渡し、「信じて」と油断させる心理戦術を展開。
  • 璃子は睡眠薬を調達し、不意を突く“静かな暗殺”を計画。
  • 麻矢は遺体処理の場所を選定し、緻密な逃亡ルートを構築中。

それぞれの役割分担が明確で、段取りも完璧に設計されており、まるで“役割カード”を配るボードゲームを進めているかのようです。

この“ゲーム”の怖さは、その準備の冷徹さと普段の生活とのギャップにあります。普段の友人・妻としての顔と、裏での冷酷な殺意。この二面性がもたらす不穏な緊張感が、第7話の最大の見どころです。

さらに、麻矢は夫・光博が失踪していることや、兄・康明との関係に芥子に気づき始め、事件とは別の謎へ意識を向け始めます。この要素が彼女の内面に新たな波乱を呼び込む展開へとつながる布石になっています。

第8話:表の笑顔と裏の策略が交錯する

大学時代の絆に揺らぐ麻矢と明かされる夫と兄の秘密

失踪中の夫・光博と、引きこもりの兄・康明がオンラインゲームを通じて密かに繋がっていたことが、麻矢の耳に入ります。

この知らせを受け、麻矢は「夫婦関係に悩んでいた」と周囲からも示唆され、今までの“正義の共犯”としての自分に疑問を抱き始めます。

さらに、麻矢はかつて夫と一緒に訪れたおでん屋で、1週間ほど前に光博が別の女性と一緒に来店していたという衝撃的な情報を得て、糸口を掴んだような表情を浮かべました。

もはや友里香・璃子との「友情」だけでは割り切れない、新たな人間関係の“謎”が浮上し、麻矢の心理に動揺が広がります。

夫殺害計画は“油断させて近づく”フェーズへ

一方、友里香と璃子は“夫殺害計画”をさらに進めるべく、まずは夫たちとの関係を強固にする戦略に舵を切ります。

表向きは家庭円満を装い、夫たちを安心させることで警戒心を解かせ、不意を突く準備へと繋げています。

友里香は哲也に甘える態度を強化し、璃子も夫・弘毅を油断させるチャンスをうかがいつつ、計画の下地を巧妙に築いています。

さらに、夫たちに不信感を抱かせないよう、SNSでの偽装写真投稿や会話の演出など、小さな仕掛けが随所に仕込まれ、まさに“静かな侵攻作戦”です。

第9話:妻たちの計画が揺らぐ不協和音

SNS偽装が警察にバレ始める危機

第9話では、友里香&璃子が「円満アピール」のために仕掛けたSNS偽装写真が、思わぬ反応を呼びます。

警察の捜査線上に浮上したのは、「写真の時間帯や場所が不自然では?」という指摘。小さな矛盾が積み重なり、夫・哲也の周囲に不審がられ始めました。

“安心感”を演出するはずが、逆に裏目に出る形に。この罠により、友里香側の計画に初めて亀裂が入ります。

亮介の冷酷な一言と璃子の心の崩壊

一方、璃子は不倫相手・亮介とのやり取りの中で、彼から「子どもをおろしてほしい」という厳しい要求を突き付けられます。

この言葉は璃子にとって想定外の屈辱で、麻矢への共感や夫との絆すら揺るがせる強烈な衝撃となりました。

結果、璃子は計画においても一瞬の迷いを見せ、弘毅への疑念も表情に表れるように。夫コントロールの“冷静な策士”が初めて感情を爆発させる瞬間です。

この変化は、3人の計画全体に「ヒビ」を入れるきっかけとなり、次回以降の展開に重要な伏線を張っています。

麻矢の動きと光博帰還による三つ巴の緊張

そして、麻矢はついに警察に協力を申し出ました。彼女はおでん屋での証言情報をもとに、捜索に本格参加することを宣言し、夫・光博の行方解明に関与し始めます。

そこへ突然の帰還を遂げた光博。予想外の“帰還”は、麻矢本人はもちろん、友里香・璃子の計画にも衝撃を与える展開となりました。

夫が戻ってきたことで、妻たちの計画は全面的に見直しを迫られる局面に突入。三者三様の緊張と不信が入り乱れ、物語は次回への緊迫感を加速させます。

第9話は、これまでの“完璧に進んでいた”計画が揺らぐ中間地点として非常に重要な回となりました。

次回、第10話では、この不協和音がどのように爆発し、誰が先に“正義”を逸脱するのかが問われます。

夫よ、死んでくれないか 7話・8話・9話のネタバレ考察まとめ

妻たちの“正義”と計画の行方に注目

第7話から第9話にかけて、妻たちはそれぞれの過去、思惑、そして“正義”を背景に、夫殺害計画を具体化させていきました。

15年前の事故死から始まった“共犯者の絆”は、時間を超えて今も3人を強く繋ぎます。

ただの復讐や脱出ではなく、「守るための正義」こそが彼女たちを突き動かしている点が、本作の最大の魅力です。

しかし、光博の帰還、亮介の冷酷な言葉、そしてSNSの偽装露見などにより、計画の綻びが各所で見え始めているのも事実です。

一つ間違えば破綻するギリギリのバランスを保ちながら進むこの物語に、引き続き注目せざるを得ません。

次回、誰が先に一線を越えるのか

第10話以降の展開では、誰が最初に“殺し”という一線を越えるのかが最大の焦点となります。

最も感情的な崩壊を見せている璃子、不意打ちの行動に出そうな友里香、そして夫の帰還に動揺を隠せない麻矢。

彼女たちの誰が、どのような理由で、計画を「実行」へ移すのか。それとも誰かが思いとどまるのか――。

緻密に張り巡らされた伏線が一気に回収される“起爆回”の可能性もあり、今後の展開から目が離せません。

この記事のまとめ

  • 第7話では15年前の事故死の真相が明かされる
  • 3人の妻たちは過去の共犯関係で結束
  • “夫殺害計画”がゲームのように進行
  • 第9話でSNS偽装が露見し警察が動き始める
  • 璃子は不倫関係で精神的に追い詰められる
  • 光博の突然の帰還が計画に波紋を呼ぶ
  • 妻たちの“正義”が揺らぎ始める局面へ
  • 今後、誰が先に一線を越えるのかが焦点

コメント

タイトルとURLをコピーしました