テレビ朝日系で放送中の日曜夜10時台ドラマ『マイ・フィクション』の視聴率は、初回世帯3.6%(個人2.0%)、第2話世帯2.9%(個人1.6%)と苦戦気味であるものの、TVerでの第1話見逃し配信は200万再生を突破し、ネット上では熱狂的な考察と反響を呼んでいます。
こんにちは!週末は寝食を忘れて映画やドラマの沼にどっぷり浸かっている、パラレルワーカー系エンタメライターの結城健太です。普段はWebディレクターとして数字やデータとにらめっこしていますが、その分、オフの時間は「心臓がバクバクするような極上のエンタメ」を常に探し求めています。
さて、2026年夏のドラマ戦線も中盤に差し掛かってきました。数ある作品の中でも、僕が「これはヤバい、精神的に抉られる!」と前のめりになって毎週の放送を待ちわびているのが、Kis-My-Ft2の玉森裕太さんが主演を務めるテレビ朝日系のサスペンス・ラブストーリー『マイ・フィクション』(日曜午後10時15分〜)です。
「ある日突然、自分の存在が世界から消えていたら?」という、背筋が凍るような不条理を描いた本作。SNS上では「怖すぎる」「全部の違和感が怪しい」と大盛り上がりですが、実際のところ「世間の人気はどうなの?」「視聴率は低いの?」と気になっている方も多いのではないでしょうか。
この記事では、Webディレクターとしてのリサーチ力をフル稼働させ、『マイ・フィクション』の視聴率推移、ライバル作品とのし烈な競争、そして視聴率という数字だけでは測れない「本作の真の魅力とヤバさ」を徹底的に深掘りしていきます。あなたの「最高の暇つぶし」探し、僕が全力でサポートします!
結論:ドラマ『マイ・フィクション』の視聴率推移とTVer再生数まとめ
まずは、皆さんが一番気になっているであろう「数字」の部分から見ていきましょう。ビデオリサーチ調べ(関東地区)のデータに基づき、『マイ・フィクション』の現在までの視聴率と、人気の重要なバロメーターであるTVerの再生数をまとめました。
率直に申し上げましょう。リアルタイムのテレビ視聴率という観点だけで見れば、初回が世帯3.6%、第2話が2.9%(リアルタイム視聴率2%台へのダウン)という結果は、日曜夜のゴールデンプライム帯としては少し寂しい数字に見えるかもしれません。
しかし、ここで注目していただきたいのが右端の「TVer見逃し配信再生数」です。なんと、第1話のTVer再生数はあっさりと200万回を突破しています。これは、リアルタイムでテレビの前に座って観ている人たちとは別に、スマホやタブレット、PCを使って「どうしてもこの謎を追いたい!」と前のめりで視聴している熱狂的なファンが膨大に存在することを示しています。
現代のドラマ事情において、テレビの世帯視聴率だけで作品の真の価値や人気を測ることは、もはやナンセンスと言っていいでしょう。「リアルタイム視聴率は苦戦しているけれど、ネット配信では驚異的な数字を叩き出している」——この現象こそが、『マイ・フィクション』が持つ特異な性質と、視聴者を引き込んで離さない強烈な引力を物語っているのです。
ドラマ『マイ・フィクション』とは?予測不能なサスペンスの全貌
数字の背景を理解するためには、そもそも『マイ・フィクション』がどれほど規格外の狂気をはらんだ作品なのかを知る必要があります。このドラマを一言で表すなら、「日常崩壊型の絶望サスペンス」です。
あらすじと見どころ
玉森裕太さんが演じる主人公・伊川正樹は、ごく平凡な介護士。しかし、ある事故を境に、彼の人生は根底から覆ります。目を覚ますと、世界中の人々から「伊川正樹」という存在の記憶がすっぽりと抜け落ちていたのです。
最愛の妻・真弓(宮澤エマさん)でさえ、正樹のことを全く覚えていないという信じ難い現実。さらに背筋が凍るのは、正樹の自宅に同僚の多田義孝(ジャンボたかおさん)が“本物の伊川正樹”としてちゃっかり収まり、妻の真弓もまた、多田のことを「自分の夫」だと信じ込んで生活しているという異常な状況です。

自分の名前、帰るべき家、愛する家族……自分が自分であるための証明をすべて奪われた正樹。これ、ゲームの世界の話なら「クソゲー」の一言でリセットボタンを押せば済みますが、現実(ドラマ内)で進行していくからこそ、見ていて息が詰まるほどの絶望感があります。SNSで視聴者から「怖すぎる」「クソゲーをプレイしているような絶望感」という悲鳴が続出するのも当然です。
さらに、途方に暮れる正樹に手を差し伸べるシングルマザー・二宮由梨(森川葵さん)や、正樹を執拗に追いかけ回す前科持ちの謎の男・津村大輔(野村周平さん)など、ひとクセもふたクセもあるキャラクターたちが登場し、「一体誰を信じればいいのか?」という疑心暗鬼を煽りまくります。
理不尽な世界に放り込まれ、精神的な限界まで追い詰められていく正樹。演じる玉森裕太さんの、焦燥感や絶望をにじませた虚ろな表情や繊細な演技には、「どんどん引き込まれる」「切なすぎる」と絶賛の声が集まっています。単なるサスペンスにとどまらず、主人公の痛みに感情移入してしまうヒューマンドラマとしての側面も、この作品の魅力です。
ライバル作『一次元の挿し木』との激しい「日10」視聴率対決!
さて、『マイ・フィクション』の視聴率を語る上で絶対に外せないのが、裏番組となる同クール・同時間帯(日曜夜10時台)の強力なライバル作品の存在です。それは、Hey! Say! JUMPの山田涼介さんが主演を務める日本テレビ系ヒューマンミステリー『一次元の挿し木(いちじげんのさしき)』(日曜午後10時30分〜)です。
偶然にも、日曜10時台に「人気アイドル主演」「先の読めないミステリー・サスペンス」という共通点を持つ2作品が真っ向からぶつかり合う、通称“旧ジャニ主演・日10ドラマ対決”として放送前から大きな話題を呼んでいました。
ライバル『一次元の挿し木』の驚異的な勢い
『一次元の挿し木』は、松下龍之介さんの小説を原作としたミステリー。山田涼介さん演じる遺伝子学を研究する大学院生・七瀬悠が、「200年前の古人骨と、4年前に行方不明になった義妹・紫陽(堀田真由さん)のDNAが完全一致する」という、あまりにも不可解で壮大な謎に挑む物語です。
悠とバディを組む石見崎唯役に白石聖さん、世界的権威・仙波佳代子役に鈴木保奈美さん、義父・七瀬京一役に佐々木蔵之介さんという、画面の説得力を一気に引き上げる実力派キャストが脇を固めています。
こちらの視聴率はどうなっているかというと、初回視聴率は世帯5.0%、個人3.1%。第2話は世帯4.2%、個人2.5%と推移しています。現時点では、『一次元の挿し木』が世帯・個人ともに『マイ・フィクション』を上回り、一歩リードしている状態です。
さらに驚異的なのがTVerでの見逃し配信の数字です。7月5日放送の第1話は、配信開始から1週間(5~12日)でなんと342万再生を突破しました。初回配信数が初週で342万回に達するのは、日本テレビ系のドラマ史上初という歴史的快挙です。TVerの総合ランキング、ドラマランキングでも堂々の1位を獲得し、X(旧Twitter)のトレンドも1位を席巻。山田涼介さんと白石聖さんの「画面の透明感がすごい」といったビジュアル面への反響も大きく、「知的好奇心を刺激される」「考察が捗る」と視聴者を熱狂の渦に巻き込んでいます。

「自分の存在を奪われる」という日常の中の極限の恐怖を描く『マイ・フィクション』と、「200年前の骨と現代のDNA」という科学的かつ壮大な謎解きを描く『一次元の挿し木』。同じミステリーでありながら、全くベクトルが異なる面白さを持つ2作品が火花を散らしているのが、今期の日曜10時枠なのです。
なぜ『マイ・フィクション』のリアルタイム視聴率は苦戦気味なのか?
では、なぜ『マイ・フィクション』は、熱狂的なファンを生み出しながらも、リアルタイムの視聴率では『一次元の挿し木』に後塵を拝しているのでしょうか? Webディレクターであり、数え切れないほどのコンテンツを分析してきたエンタメライターとしての視点から、その理由を紐解いてみたいと思います。
理由1:「ながら見」を許さない、濃密すぎる緊迫感
ドラマの楽しみ方には大きく分けて二つあります。スマホをいじったり家事をしたりしながら、なんとなく画面を眺める「ながら見」と、画面に噛み付くように集中して伏線を追う「没入見」です。
『マイ・フィクション』は、間違いなく後者の極みです。全てのシーン、登場人物の些細な視線、不自然な言動のすべてが「怪しい違和感」に満ちており、一瞬でも目を離すと「えっ、今なんで妻はこの他人に笑いかけたの?」と迷子になってしまいます。主人公の絶望感が画面越しにヒリヒリと伝わってくるため、日曜の夜、明日から仕事が始まるというリラックスしたい時間帯に「リアルタイムで気楽に観る」には、少々カロリーが高すぎる(重すぎる)という側面があると考えられます。
対して『一次元の挿し木』は、謎自体は複雑ですが、「天才主人公とヒロインのバディが謎を解き明かしていく」という王道のフォーマットがあり、エンタメとしてのカタルシス(スッキリ感)を味わいやすい構造になっています。この「視聴カロリーの違い」が、リアルタイムの数字に直結しているのではないでしょうか。
理由2:視聴者のライフスタイルの変化とTVerの躍進
もう一つの大きな要因は、現代の視聴スタイルの変化です。「重厚で伏線だらけのサスペンスはじっくり観たいから、週末の昼間や通勤電車の中で、TVerを使って一人で集中して観る」という層が非常に増えています。
『マイ・フィクション』第1話がTVerで200万再生を突破したという事実が、まさにそれを裏付けています。テレビの前に家族が集まって一つの画面を共有するのではなく、個人のデバイスで、自分の好きなタイミングで、他人のノイズを遮断して物語に没入する。このドラマは、そういった「パーソナルな視聴体験」に最適化された、現代らしいコンテンツであると言えます。
だからこそ、「視聴率が低い=面白くない」という安直な図式には絶対に当てはまりません。むしろ、数字に表れない水面下で、とてつもない熱量の渦を巻き起こしているスルメのような作品なのです。
考察・見通し:『マイ・フィクション』は今後巻き返せるか?見どころを徹底解説
ここからは、僕個人の見解と今後の見通しを語らせてください。『マイ・フィクション』は、序盤の視聴率こそライバルにリードを許していますが、ここから中盤・終盤に向けて爆発的に話題をさらうポテンシャルを秘めていると確信しています。
このドラマの最大のフックは、「謎解きの快感」ではなく「人間の心理の底なし沼」を描いている点です。なぜ世界は正樹を忘れたのか? というSFチックな謎の裏には、もっと生々しく恐ろしい「人間の悪意」や「無意識の願望」が潜んでいるような気がしてなりません。
たとえば、妻の真弓は「本当に」正樹を忘れてしまったのでしょうか? それとも、多田を夫だと思い込む方が、彼女にとって都合が良かったり、幸せだったりする理由があるのでしょうか? もし、これが何らかの陰謀ではなく、人々の「集団的な無意識」が作り出した現実だとしたら……と考えると、単なるサスペンスを超えた、現代社会の人間関係の脆さや孤独感といった深いテーマに到達する可能性があります。
玉森裕太さんの演技にも注目です。最初は理不尽な状況に狼狽えるだけの「被害者」だった正樹が、自分の存在を取り戻すために、次第に狂気を帯びていくのではないか。誰を信じていいか分からない極限状態の中で、彼自身の中に眠っていた「見たくない自分」が引きずり出されていく展開になれば、ドラマの熱量はさらに跳ね上がるはずです。
視聴率という一面的な数字だけで判断して、この極上のスリルを見逃すのはあまりにも勿体ない! 日曜の夜にリアルタイムで観て眠れなくなるのも一興ですし、TVerで休日に一気見して考察の海に溺れるのも最高です。僕としては、これからさらに加速するであろう「伊川正樹の絶望と反撃」から目が離せません。間違いなく、今期トップクラスの「最高の暇つぶし」を提供してくれる傑作だと評価しています。
よくある質問
最後に、これから『マイ・フィクション』を観ようと思っている方、または気になっている方のために、よくある疑問を短くまとめました。
Q: 『マイ・フィクション』の放送局と時間は?
A: テレビ朝日系列で、毎週日曜日の午後10時15分から放送されています(全8回を予定)。
Q: 主な出演者(キャスト)は誰ですか?
A: 主演の玉森裕太さん(伊川正樹役)をはじめ、宮澤エマさん(妻・真弓役)、ジャンボたかおさん(同僚・多田義孝役)、森川葵さん(シングルマザー・二宮由梨役)、野村周平さん(謎の男・津村大輔役)らが出演しています。
Q: 見逃し配信はどこで見られますか?
A: 民放公式テレビ配信サービス「TVer(ティーバー)」にて、最新話や第1話〜第2話が見逃し配信されています。ご自身のペースでじっくり考察しながら視聴するのに最適です。
まとめ
2026年夏ドラマ『マイ・フィクション』の視聴率推移は、初回3.6%、第2話2.9%と、ライバル作『一次元の挿し木』にリードを許す形となっています。しかし、TVerでの第1話見逃し配信は200万再生を突破しており、ネット上での反響は絶大です。「自分の存在が消える」という究極の絶望を描く本作は、リアルタイム視聴率だけでは測れない深い没入感と考察の楽しさを備えた、今期必見のサスペンスドラマです。ぜひご自身の目で、その衝撃を確かめてみてください。


